バブル世代の半沢直樹、団塊世代の島耕作

半沢直樹シリーズがおもしろい。

 

 

・ドットコムバブル期の題材だと思うが、ITの話題は陳腐化が早く、今となっては古臭さが漂ってしまう点

・入社年次の浅い社員や若い社員に丁寧語を使わない点(経団連企業では文化的に当然なのだろうか?)

とかの違和感は、あると言えばあるが・・そんなの関係ねえ。オッパッピー。

 

 

要は顔芸がおもしろければいいのだ。

 

 

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今まででは伊佐山パイセンが顔芸大賞です。澤瀉屋

 

ロスジェネより下の世代では、大量一括採用を前提としたステレオタイプ的なサラリーマン像が描きづらいだろうと思うと、国民的なサラリーマンもののドラマは今後作りにくくなるのでは、、と思う。世代論を中心に考えるなら。

 

でもそれって、日本市場での受けを気にしているから、、という事かとも思う。

世界で売る前提で、お金をかけてきちんと作り込む、という戦略でいけば、新しいサラリーマンものの形もあり得るんじゃないかな。

 

 

 

島耕作はその昔、ジャパニーズ・サラリーマンを学ぶ教科書として外国人が読んだ、という逸話を聞きました。あんなに不倫に明け暮れてる人がタナボタ出世できます、みたいな話が参考になるんだろうか・・そんなの関係ねえ。オッパッピー。ですね。

 

なんか意味ありげな美男美女が出てきたらラブアフェアーがあるし、嫌な奴が久しぶりに出てきたら形だけ和解した後に病死とか事故死とかするし、取締役〜社長〜相談役あたりは安泰な老後を逃げ切るのだ。そういう予定調和を楽しめない輩は去れ!・・という感じでしょうか。

半沢にせよ島にせよ、様式を楽しめばいい、、と考える私は、もはや純真な心を失ってしまったという事なのだろうか。そんなの関係ねえ。

 

テコットは永遠に不滅です!